目押し理論

※これは意見がわかれる部分だと思います。あくまで自分の考えなので合わないと思ったら参考程度に読み流し下さい。

 

仕事が忙しくなってきた。コメダで暴食したいです。

自分がスコアを本気で狙い始めた時に最も意識した「目押し」について書きたいと思います。

 

 

目押しとは

目押し(めおし)とは、パチスロ用語で、回転するリールの特定の絵柄を有効ラインに狙い撃ちすること。特定箇所に狙うことをビタ押しともいう。

wikipediaから引用

ここでは目で見た情報を頼りにノーツをピカグレ判定で取ろうとすること」と考えてください。

そして、目押しは自分の中では目線固定の一環として捉えています。ここでは目線固定も広義の目押しとして話をさせてください。

逆に曲の音を聞きながらリズムに乗ってピカグレを狙うことをリズム押しと言うことにします。

 

自分はリズム感が皆無なのでリズム押しはできないと踏んで目押しを極めようと思いました。結果、2年間でかなり精度を上昇させることができたと思っています。

(上手い人の多くは目押しもリズム押しもできているのではないかなと思います。)

 

自分が目押しを推す理由 (偏見あり)

①安定した精度が出せる

リズム押しと比較して、という訳ではありませんが、目押しを初めてしばらくたってから、単発譜面においては安定して98%以上の精度を出せるようになりました。目線固定もそうですが、「ここを見ながら押せば光る」、「ノーツがここに来た時に押せば光る」という感覚を理解することさえ出来れば安定して光らせることができるようになると思いますし、そこが強みだと思います。(それを掴むのに半年くらいかかりましたが…)

 

②横認識の一助になる

1個1個を目押しすると、1つの単押しまたは同時押しの連続として譜面を認識することになるので、横認識がとてもうまくなると思います。というかぼくは横認識しかできません。トリルや皿がきたら認識がバグってダメダメになるので、そこも目線変わらず横認識できるようになりたいです。今後の僕の課題です。

 

③ズレハネなどのリズム難に対応できるようになる

目で見て押すので、ズレハネのリズムを理解せずとも光らせることができます。

ぼくはAA穴の前半のハネどころか、Say YEEEAHH穴のハネすら目押しが完成する前には気づいていませんでしたが、今は目で見て光らせられるようになったと思います。

 

④中速系に強くなる可能性がある

BPMの速い曲に比べて遅い曲はノーツ間のピカグレ判定になるフレームの間隔も広いので、ノリで叩いてると黄ばむ確率が比較的高くなると思います(安直な考えですが)

でも逆にノーツ間隔が広いということは1個1個ノーツを目押しする余裕が生まれやすくなるということです。

目押しができるようになると中速系を狙って光らせられるようになるのかなと思います。BPM150くらいまでの16分乱打を目押しできるようになると気持ちいいです。

 

 

IIDXがフレーム処理である可能性が高いから

 このゲームはモニターのリフレッシュレートと一致してフレーム(旧筐体では60fps、LMでは120fps)単位で前後1フレーム分でピカグレの範囲が定められているそうです。垂直同期ってやつですね。

旧筐体の条件で話すなら、BPM120,150,180など60の倍数もしくは60との公約数が多いようなBPM帯の曲は60フレーム/秒の処理で正確な4分音符の描画ができますが、BPM151などの微妙なBPMでは正確な描画ができないということになります。その場合IIDXにおいては「見た目上のノーツの描画を内部判定のタイミングの上にわざとズラして、判定ラインに全てのノーツが絶対にぴったり重なる」ようになっています。

 

kennichino.hatenablog.jp

引用させていただいた記事

つまり、BPM151のリズム通りに打鍵したら黄ばんだ…という現象が起きることになります。(LMで120fpsになったことで多少は改善されました)。

そこで見た目通りに押すことで光る目押しが活きるというわけです。

極端な言い方ですが、実際のBPM151の4分とリズムがズレて判定が存在していても、リズムを気にせず見た目通りに目押しすれば光るゲームシステムになっていることになります。

これは旧筐体の頃に特に感じたことですが、LMになった現在はあまり差を感じないのかもしれません。ここは意見の分かれる部分だと思います。

 

目押しの問題点 (偏見あり)

①すさまじい集中力を消費する

2分間めっちゃ疲れます。☆9で目押しをし始めたこと、以前☆12をやっていた時より汗をかいていました。ゾーンに入ってたのかな。

 

②最初はからっきし物量が叩けなくなる

☆11以上が全く見えなくなりました。☆8~9でもBP30くらい出してたかもしれません。

ちゃんと☆12下位層までが目押しできるようになるまで1年くらいかかったかな。(☆12は今でもできません。ちょっと上の方で目線固定して対処してます。)

 

ソフランは目押しだけでうまくならないかもしれない

本気のスコア狙いを始めてから、ノーツの落下速度と判定位置は変えないように心がけていたのもあり、いつもの落下速度ではピカグレになる位置感覚はかなり掴めていました。

逆に落下速度が変わるソフランはかなり対応に苦渋しています。それでも頑張って目押しをすれば以前よりは光らせられることはできるのですが、安定しません。

リズム押しの方に軍配があがるのかもしれません。(個人の感想です)

 

ではどうやって目押しするのか

①どこを見ていたか

ぼくは最初は本当に赤い判定ラインをガン見(視界の真ん中)して目押しをしていましたが、とても叩けたもんじゃありませんでした。緑数字100くらいでやってるレベルの無茶ぶりに感じました。

そこで僕は赤い判定ラインより少し上(判定文字よりちょっと下)を見て視界の下の方に赤い判定ラインが見えるようにして視界の下の方で目押しをしていました。

以前の記事で自分が判定ラインをガン見しているという誤解を招きやすい言い方をしたことをお詫びします。

 

②練習の仕方

時折16分が混じる8分系の曲(Fly Above, I FIGHT ME, The Smile of Youなど)から初めていくといいと思います。

また、S-RANDOMを積極的に使うことをお勧めします。S-RANDOMは譜面の法則性がなくなり認識をさぼらなくなるので、目線固定や目押しの安定感が増すと思います。

同様に横認識もしやすくなります。

 

③設定を変えない

僕はピカグレ判定になる位置を感覚的に理解するのに半年くらいかかりました。ノーツの落下速度を変えると、それまでのピカグレ判定の位置が変わってしまうので、その感覚理解を阻害する可能性があります。実際どうかはわかりませんが、僕はそれを気にしてハイスピードを変えませんでした。(SUD+を下げて緑数字を下げることはやってました。じりじり緑数字が下がっているこの頃)。

同様に判定調整もできるだけ弄らないようにしてました。

旧筐体の頃は筐体ごとに判定が違ったので、プレーする筐体も変えない方がいいという話を聞きました。

 

④それでも目押しできないとき

あくまで目線固定の一環です。判定文字の少し上あたりで目線固定して自分の判定を見つける方の方が多数派かと思います。ぼくの目押し理論は極論でもあるので、参考程度にしてください。

 

まとめ

マレネクタリスできない